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JOURNAL

HAN.dがお伝えしたいこと。

2025.03.21

汗の基礎知識を知ろう

汗は私たちの健康を維持するために大切な機能のひとつです。とはいえ、たくさんかくとにおいが気になったり不快な気持ちを招いてしまいますよね。正しくデオドラントケアするためにも、汗の基礎知識を理解しましょう。

汗の機能




汗は体温調節をするためにかかせない機能です。水分を蒸発させることで身体を冷やし体温を一定に保ちます。気温の上昇や運動で、全身から出る汗を「温熱性発汗」緊張、不安、興奮などの精神的なきっかけで出る汗を「精神的発汗」といい、これは手・足の裏、ワキなどの限られた部位にのみ発汗します。

汗の種類




汗が作られる汗腺は「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、それぞれ分布する部位や汗の性質が異なります。

・エクリン腺

全身に分布しており、主に体温調節のための汗がここから出ます。エクリン腺から出る汗はほとんどが水分で、無味無臭です。

・アポクリン腺

ワキの下、乳首、陰部に存在し、脂質やたんぱく質など、ニオイの元になる成分を含んでいます。

そのため、汗自体は無臭ですが、含まれたニオイの元が皮脂などと混ざり合いにおいを発してしまいます。

いい汗と悪い汗


汗は血液からミネラルと水分が汗腺に取り込まれつくられます。この際に、通常はミネラルが血液に再吸収され、水分のみが皮膚の表面に出ていきます。これが本来の「さらさらした汗」です。しかし、汗腺の機能が鈍るとミネラルの再吸収がおこなわれず水分と一緒に出てきてしまうためべたべたとした汗が出てしまいます。べたべた汗は蒸発しにくいため、ニオイの元にもなってしまうため、汗腺を鍛えておくことが大切です。



汗の基本的な知識についてご紹介しました。ご紹介したとおり、汗は私たちの健康維持にはかかせない大切な機能です。無理やり汗を止めるというよりも、いい汗をかけるように正しい知識を身につけてうまく付き合っていきたいですね。
においを抑えるための習慣について下記のページで紹介していますのでぜひチェックしてみてください。

▶︎ においを抑えるための習慣とは?